1958-02-27 第28回国会 衆議院 予算委員会 第13号
そこでその明年度予算の規模を考えます場合には、本年度、現に執行しております予算が、どういう性格の上に組まれたか、これはすでに同僚各位からいろいろな角度から批判をされました通り、前石橋内閣のもとにおいて、未層有の好景気が日本を取り巻いてきたこのチャンスを逃さずに、この際設備を拡大し、大々的に輸出を振興してこの際経済全体の発展を期待したい、こういうところから一千億の減税、一千億施策という大規模的な宣伝をいたしまして
そこでその明年度予算の規模を考えます場合には、本年度、現に執行しております予算が、どういう性格の上に組まれたか、これはすでに同僚各位からいろいろな角度から批判をされました通り、前石橋内閣のもとにおいて、未層有の好景気が日本を取り巻いてきたこのチャンスを逃さずに、この際設備を拡大し、大々的に輸出を振興してこの際経済全体の発展を期待したい、こういうところから一千億の減税、一千億施策という大規模的な宣伝をいたしまして
その後二十四年の未層有の徴税強化、あるいは二十五年のシャウプ税制勧告による改正になるわけですが、それから六年、七年、八年と大へん苦労いたしまして、ほんとうに労働強化で、結核患者が実に百人中十五人にも近い、これはオール官庁、全国のあらゆる職場でその例を見ないほどの結核患者が続出するという苦い経験をいたしております。
今回の海難事故は日本といたしたましても、海運を始めてから以来の実に未層有の大惨事でありまして、まことに千数百の犠牲者に対してお気の毒な次第であり、断腸の思いにたえないところでございますし、一面またわが日本が海運をもつて国を立てるという建前から申しましても、世界に対しまして一のつ恥辱と考えなければならぬのではないか。
質問をする前に、私は今次のこの未層有の大事故のために犠牲となられました多数の市民の方々に対しまして、この国会を通じて、つつしんで弔意を表し、同時に負傷されました各方々に対しまして、お見舞の言葉を呈したいと存じます。